浅田真央ら帰国「嬉しさと悔しさ半分」五輪メダリストが記者会見=浅田真央、浅田真央、浅田真央
バンクーバー冬季五輪に出場した日本選手団が2日、帰国した。メダルを獲得した7選手は、都内のグランドプリンスホテル新高輪で橋本聖子団長とともに記者会見を行い、フィギュアスケート銀メダルの浅田真央は「嬉しさ半分、悔しさ半分」と笑顔を交えて報告した。
銅メダルを獲得した高橋大輔は「充実した時間を過ごせた」と振り返り、スピードスケート男子500メートルで銀メダルを獲得した長島圭一郎は一番の思い出を聞かれ「4位だと思ったら2位だったとき」とおどけてみせた。
浅田真央(フィギュアスケート)「日本に帰ってきて、たくさんの人に『おめでとう』という言葉を掛けていただいて、今は嬉しい気持ち。メダルを獲れてよかったなという気持ち。演技は悔いが残る。嬉しさ半分、悔しさ半分。銀メダルは次へのステップだと思って、ソチに向けて頑張る。表彰式でメダルをもらった時、金メダルを目指していたので悔しい気持ちはあったけど、銀メダルをもらった時に少し嬉しく感じた。(金メダルを獲るために必要なことは)シーズンを通して安定したスケーターになること。今できる一番レベルの高いジャンプをやっているが、ジャンプの種類を増やすことはできるし、3+3回転も入れることができる。世界選手権後のオフシーズンに他のジャンプもしっかり練習したい」
(キム・ヨナのプロ転向の噂について)「キム・ヨナ選手がプロに行くかは分からないけど、自分も勝ちたい気持ちはあるので、もし引退するとしてもキム・ヨナ選手の記録を塗り変えれるように頑張る」
高橋大輔(フィギュアスケート)「メダルを持って帰って来れて、実感が湧いている。演技は満足がいかなかったが、五輪期間中は充実した時間を過ごせた。人生のいい思い出ができた。表彰式の時にアメリカ国歌が流れたときは嬉しい思いと悔しい思いがたくさん頭の中を駆け巡った。それが一番思い出に残ってる」
長島圭一郎(スピードスケート)「メダルを持って帰って来れて良かった。前回のトリノよりは楽しかった。(一番思い出に残る瞬間は)4位だと思ったけど、2位だと思ったとき。そんな感じ」
加藤条治(スピードスケート)「たくさんの人に迎えられ、大きな大会で結果を残したと実感した。成績は納得のいく結果ではなく悔しい思いをした。時間が経って悔しさが大きくなる一方だが、またこれから頑張る。2回目を滑り終えたときは、ありえないタイムだったのですごく悔しかった」
小平奈緒(スピードスケート)「日本中の方が熱く応援してくれたんだなと感謝の気持ちでいっぱい。パシュートで銀ということで、3人の力を精一杯出した結果だと思う。個人では少し悔いが残るので、この悔しさをソチにぶつけたい。パシュートで銀を獲ったことよりも、最初の500メートルで12位という惨敗に終わってしまった結果が思い出。その12位を受けて、悔しさを晴らすことができた」
田畑真紀(スピードスケート)「空港でたくさんの人に迎えてもらって、感激した。4度目の五輪で夢だったメダルが獲れて嬉しかった。支えてくださったみなさんのおかげ。感謝の気持ちでいっぱい。準決勝でポーランドに勝ったとき『メダルやったかな』と思ってヤッターって思った。表彰式で夢に見た場に立てたときは良かった」
穂積雅子(スピードスケート)「個人は振るわなかったが、パシュートで力をあわせて銀メダルを獲得できたことが嬉しいし、周りの方々に支えてもらったおかげ。この経験を糧にして、今後に生かしたい。パシュートでゴールをして電光掲示板を見た瞬間に、逆転負けしていた時が一番心に残っている。0.02秒差で勝敗が分かれる勝負の厳しさを、改めて感じた」<サンケイスポーツ>